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都道府県別 看護師数ランキング(人口10万人あたり)【令和6年 衛生行政報告例】准看護師・保健師・助産師も

運営者 ヒロ 2026/9/15 公開

「地方は看護師が足りない」「都市部は人が余っている」——よく聞く話ですが、数字で見ると逆のことが起きています。

このページは、厚生労働省が2年に1回まとめる**「衛生行政報告例(就業医療関係者)」の令和6年(2024年末)**の数字から、人口10万人あたりの就業看護師数を47都道府県でランキングにしたものです。准看護師・保健師・助産師と、令和4年からの増減もつけました。

数字は統計表をそのまま転記し、当サイトの推計は加えていません。出典を明記すれば引用自由です。

先に全国の数字(令和6年末)

職種人口10万対令和4年からの変化
看護師1,101.1人+51.3
准看護師188.2人-15.3
保健師51.3人+3.0
助産師31.3人+0.8

看護師は増え、准看護師は減る——この構造は全国共通です。ただし密度の差は最大で約2.1倍あり、「多い県」は西日本の地方に集中しています。

都道府県別ランキング(人口10万対・令和6年末)

看護師が多い5県:高知県 1,757.8 / 鹿児島県 1,575.9 / 長崎県 1,528.0 / 鳥取県 1,509.4 / 佐賀県 1,496.6 看護師が少ない5都県:東京都 938.8 / 茨城県 894.8 / 千葉県 837.0 / 神奈川県 836.7 / 埼玉県 827.0

順位都道府県看護師准看護師看護師+准看護師保健師助産師看護師 R4→R6
—全国1,101.1188.21,289.351.331.3+51.3
1高知県1,757.8381.62,139.489.933.1+72.4
2鹿児島県1,575.9415.31,991.272.742.6+71.0
3長崎県1,528.0435.71,963.765.735.3+62.8
4鳥取県1,509.4301.31,810.774.242.4+86.2
5佐賀県1,496.6453.41,950.075.530.3+27.7
6宮崎県1,477.9436.81,914.772.236.5+42.8
7熊本県1,475.7456.51,932.268.130.7+44.6
8大分県1,474.4409.01,883.479.733.6+56.2
9山口県1,447.4401.21,848.663.231.1+59.2
10徳島県1,417.5436.21,853.768.341.0+61.2
11島根県1,414.2330.51,744.798.651.4+3.3
12石川県1,405.7191.81,597.563.034.9+41.6
13愛媛県1,390.4315.51,705.966.424.3+73.0
14岡山県1,380.2182.61,562.867.230.6+56.1
15富山県1,375.3233.41,608.777.839.1+57.3
16北海道1,370.6235.11,605.764.330.4+63.7
17和歌山県1,361.8282.71,644.564.833.0+84.1
18香川県1,339.9366.11,706.069.131.3+55.4
19福井県1,324.0290.71,614.773.137.8+55.1
20秋田県1,319.1260.81,579.974.034.6+53.8
21福岡県1,306.4247.81,554.252.531.2+33.3
22広島県1,281.0322.81,603.856.727.5+74.0
23長野県1,252.4182.21,434.698.142.7+44.3
24岩手県1,250.8191.41,442.274.833.4+32.9
25沖縄県1,247.9190.51,438.467.637.8+42.6
26山形県1,246.6215.71,462.371.835.2+56.3
27京都府1,206.9131.61,338.552.737.7+60.2
28奈良県1,192.6133.21,325.849.031.7+106.5
29青森県1,158.7327.01,485.764.828.4+40.5
30新潟県1,157.7193.31,351.059.833.7+52.4
31群馬県1,144.2334.21,478.463.229.3+105.6
32三重県1,142.7226.41,369.154.930.7+57.2
33兵庫県1,139.0146.41,285.441.830.2+50.6
34山梨県1,120.9197.61,318.585.132.6+41.3
35福島県1,069.1309.41,378.566.329.7+50.3
36静岡県1,045.0141.71,186.755.829.7+41.3
37栃木県1,033.8272.11,305.957.030.8+57.1
38大阪府1,029.4126.71,156.133.932.9+53.2
39岐阜県1,028.7249.71,278.465.332.8+75.4
40宮城県1,005.6190.31,195.954.834.8+71.2
41滋賀県994.778.21,072.949.740.1-59.7
42愛知県968.3138.91,107.245.131.0+77.5
43東京都938.873.21,012.036.332.6+44.9
44茨城県894.8210.81,105.648.327.5+44.5
45千葉県837.0116.5953.541.025.6+40.8
46神奈川県836.769.3906.033.427.5+23.5
47埼玉県827.0148.1975.134.722.6+82.8

増減で見る(令和4年→令和6年・看護師の人口10万対)

増えた5県:奈良県 +106.5 / 群馬県 +105.6 / 鳥取県 +86.2 / 和歌山県 +84.1 / 埼玉県 +82.8 増加が小さい5県:岩手県 +32.9 / 佐賀県 +27.7 / 神奈川県 +23.5 / 島根県 +3.3 / 滋賀県 -59.7

人口が減っている県では、看護師の実数が横ばいでも「10万対」は上がります。増減の列は「看護師が増えた」と「人口が減った」の両方を含んで読んでください。

准看護師が多い県

准看護師の人口10万対 上位5県:熊本県 456.5 / 佐賀県 453.4 / 宮崎県 436.8 / 徳島県 436.2 / 長崎県 435.7

准看護師の比率が高い県は、看護師(正看)の求人で「准看護師も可」の条件が多い傾向があり、逆に准看護師から看護師への移行支援(進学)を条件に出す病院もあります。転職先の地域を選ぶときの参考になります。

この数字を読むときの注意

  • 就業者の密度であって、病院の「充足度」や「忙しさ」ではありません。病床数・高齢化率が違えば、同じ密度でも現場の負担は変わります。
  • 「人口10万対」の分母は各年の人口です。増減の列は看護師数の変化と人口の変化の合成です。
  • 就業医療関係者の集計は隔年です。次回は令和8年末の数字が令和9年以降に公表されます。

地方への転職を考えている場合は 地方・田舎への看護師転職 を、求人票の見方は 求人の見極め方 を、給与・夜勤手当の都道府県差は 都道府県別 夜勤手当・給与・離職率データ をあわせてどうぞ。

出典・引用について

当ページの表は、出典(厚生労働省の統計名)と当ページのURLを明記していただければ、ブログ・SNS・資料などで自由に引用してください。

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よくある質問

このデータの出典は?

厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」の統計表(図2〜図5データ)と、比較用に「令和4年衛生行政報告例」の同じ表です。就業医療関係者の集計は隔年(2年に1回)で、令和6年末時点の数値です。

「人口10万対」とは?

その都道府県の人口10万人あたりに、就業している看護師が何人いるかという密度の指標です。人口の多い東京都は実数では多くても、10万対では全国平均を下回ります。

引用してもいい?

はい。出典として厚生労働省の統計名と、このページのURLを明記してください。